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キャビン・フィーバーペイシェントゼロのあらすじと感想、彼岸島感すごい

Amazonプライム・ビデオでキャビン・フィーバーペイシェントゼロをみた

前作キャビン・フィーバーはけっこう前に見た

記憶では謎の病気が伝染して、皮と肉が溶けるひどい死に方をする映画だった

Contents

アメリカのうぇーい系の人たち

こういったB級ホラー映画を見ていると、ワルぶっていて、下ネタを言い、パーティー好きを装ううぇーい系の人たちがしょっちゅう出てくる

ホステルにも出てきたし、ディープ・サンクタムにも出てきた

そう、いつもまっさきに犠牲になる彼ら

こうゆう映画には必要不可欠なのだろう

今回もそんな彼らが、立入禁止の島に入ってしまうところから始まる

水中は頭と骨だけの魚の死体だらけ

島に上陸して早速ペニーとジョシュはシュノーケリングをするのだが、見つけたのは頭と骨だけ残った魚の死体だった

そして海からあがると、早速皮膚が赤くなり鼻血が出てしまう

皮膚はその後もひどくなる一方で、一緒に海に入ったジョシュの皮膚もおかしくなっていった

そしてギャグみたいな勢いでペニーは吐血してしまう

ペニーの症状はどんどん悪化し、もはや助からないのは明らかだった

免疫を持つ男がいる研究施設


時を同じくして、どこかの研究施設ではウィルスに感染しても発症しないポーターという男が囚われていた

ポーターは実験台にされていることに反発していて、自分の血を使って一人感染者を出す

この研究施設にいるブロンドの美人研究員ブリジットは、暴れまわる感染者の横にいるのにこれでもかというほど谷間を見せている

防護服どころかマスクすらなしでね

案の定、暴れる感染者を押さえにいったところ、顔面から胸元にかけて大量の吐血をモロに食らってしまう

しかも血を浴びたまま、隔離室を出て外からロックして逃げていく

自分が隔離されるのを恐れたのだろう

中にいる博士は、自分だけ防護服を着ていたから感染しないしね

ブリジットは白衣を脱いですぐにシャワーを浴びるが手遅れだろう

こうゆうセクシーシーンもB級ホラー映画に必要不可欠なのかもしれない

助けを求めて訪れた閉鎖された謎の施設

マーカスドブスペニーを助けるため島中を探索する

閉鎖された謎の施設を見つけて無理やり中に入る

中にはおびただしい死体と生きているゾンビみたいな男たちがいた

この施設が謎のウィルスの発生源らしく、ゾンビたちは施設の職員だった

エドワーズ博士と無線が繋がったジョシュも施設にきて三人が合流した

そして地下に行くと、ブロンドの美人研究員ブリジットがマスクをした状態で現れる

口裂け女みたいな感じでマスクを取ると、唇が溶けてむき出しの歯があらわになっていた

このウィルスは皮膚が腐る死のウィルスだという

このシーンは美人だったブリジットがこんな風になってしまったというのが重要なんだろう

しかしブリジットは襲ってくるでもなく、隔離室の博士のもとに案内してくれる

博士はウィルスを漏らしてパンデミックを起こしたあと、ワクチン開発者として富と名声を得ようとしていたのか?

このあたりから緊張感は消えてホラー映画としての雰囲気はゼロになる

ちょっとグロいコメディ映画みたいになってしまう、そうまるで彼岸島のように

ブリジットの裏切り、ペニーとの殴り合い

ジョシュとビーチに向かったブリジットだったが、ジョシュを殴り殺し自分だけ逃げようとする

ドブスは博士の口車に乗せられて銃で撃たれてしまう

ビーチで到着しボートを動かそうとするブリジット、そこへ変わり果てたペニーが現れる

二人とももはやどうでもよくなっているのか、皮膚はどろどろ内臓むき出しで吐血しながら取っ組み合いの喧嘩をはじめる

最後はペニーが大人のオモチャでブリジットの顔面を破壊し止めを刺す

これはやはり丸太が出てこない彼岸島

感想

残念な映画だったなあと思っていたらラストでまさかの展開!

エンドロールで伏線はある程度回収されますが、謎は残ります

キャビンフィーバーの前日譚ということらしいが、正直よくわからない

ポーターは何者だったのか?目的はなんなのか?

本編全てが、このラストシーンのための前フリだったのかもしれない

最後だけものすごく興味を惹かれた

続編はあるんだろうか