退屈な休日はネットフリックス
競馬は控えるべきだったな
刺激が必要なんでホラー映画「残穢 住んではいけない部屋」を見ることにした
Contents
残穢のあらすじ
一人暮らし
作家の主人公は、小説のほかにもライトノベルやホラー小説も書いている
そのあとがきで、読者からの怖い話を募集していた
読者から届いた手紙、
とあるマンションの202号室で一人暮らしを始めた久保は、何かが畳を掃くような音を耳にする
あるとき音がなっている畳の部屋を開けると、着物の帯のようなものがみえたという
畳を掃くような音は、首を吊りぶら下がった帯が畳に擦れる音なのか
ここで主人公は以前似たような話を読んだことを思い出す
それは、二年前に届いた手紙、久保と同じ「岡谷マンション」の405号室に住んでいた人からの手紙だった
床を擦るような音が聞こえて、霊感のある娘が音のする部屋の上の方を見ながらブランコという
娘はぬいぐるみの首をヒモで吊ってブラブラさせてブランコと言うのだそうだ
主人公は、久保に405号室を確認してもらったがすでに別の人が住んでいた
岡谷マンション
久保は、不動産屋に過去に岡谷マンションで事故がなかったか聞くが一度もないと言われた
それでも気になる久保は前住者の消息をつかんだ、前住者は岡谷マンションから半年引っ越した後、引越し先のアパートで自殺していた
入居前に大家に、赤ん坊のいる家が近くにないか確認していた
久保の隣の201号室に越してきた家族の奥さんは、いたずら電話に悩まされていた
公衆電話から、いま一人ですか、いま何時ですか、消化器ありますかなど男の声でかかってくるそうだ
久保は、部屋の問題ではなく、岡谷マンション立つ土地で何かがあったのではないかと考えるようになった
そして主人公は、実際に岡谷マンションに訪れ久保と一緒に聞き込みを行う
岡谷マンションがあった土地は、前は駐車場、その前は空き地、さらにその前は四つの家があった、根本、藤原、小井戸、松阪
その一つの小井戸家は老人の一人暮らしで、町内会の人が遺体を見つけたらしい
家中、床下までゴミで塞がれていて、家主は隙間が嫌いなんだよと言っていた
根本家ではおばあさんが、縁の下に猫がいると言って、床に耳をつけたり餌を投げ込んだりしていた
藤原家は、住人がいつかない家で何度も入れ替わりがあった
過去に住んだ一家の息子が問題児で、家庭内暴力やいたずら電話をしていたらしい
さらに聞き込みを続けると、藤原家はもともと根本家の土地、小井戸と松阪家は高野家の土地だったらしい
そして高野家で起きた事件が明らかになる
高野家
娘の結婚披露宴の後、夫婦で家に戻った高野夫妻
奥の畳の部屋へ入って出てこない高野夫人は、首を吊って自殺していた
着物の帯が畳に擦れる音は高野夫人のものだった
自殺する前、高野夫人は赤ん坊の泣き声が聞こえる
家の床から赤ん坊が湧いて出てきて泣く
高野家以前・嬰児殺し中村美佐緒
産んだ子供を殺して床下に隠していたことが発覚して逮捕
その後、毎年のように子供を産んでは殺していた
床下から声が聞こえた声に命じられたと供述
中村が住んでいたのは、高野家と根本家が立つ前にこの土地にあった長屋だった
長屋以前・吉兼家
私宅監置、座敷牢、
吉兼友三郎は焼け、殺せという声を聞き、家族に襲い掛かったため自宅に監禁された
牢屋には便所があり、吉兼はそこから床下に抜けてその中を徘徊していた
友三郎には継母・三喜という女性がいた
二度流産し24で他界した、彼女の嫁入り道具には女性が描かれた一枚の絵があった
その絵は時折顔が歪む、それを見た人間には必ず呪いがふりかかる
奥山家
三喜の実家奥山家は炭鉱を経営していて、そこで起きた事故で亡くなった人の呪いだそうだ
炭鉱で火災が起きると、周りが石炭のため沈下が難しい
最も効果的な方法は、坑道を塞ぎ、酸素が入らないようにすることだった
そのまま坑道に閉じ込められて大勢の労働者が亡くなった
奥山家最後の当主は、家族親族20名以上を殺害したあと自殺していた
この炭鉱労働者の呪いの話に出てくる黒い影は、主人公が以前手紙をもらった河童のミイラの話に似ていた
真辺家
河童のミイラの手紙を出したのは真辺さんに話を聞く
真辺が炭鉱夫の幽霊を見たのは、炭鉱王の土地にあった家だった
そこの主人ミキオは悪趣味で、河童のミイラの他にも晒し首の絵、呪術に使う猿の手首などの気味が悪いものを集めていた
ミキオは持ち主を呪う日本刀で自殺した
その家は残っているということで、主人公、久保、作家仲間、心霊マニアの四人で福岡の真辺家に向かう
家の中は仏壇や神棚、壁一面にお札が貼られた部屋があった
ミキオは、神にすがり、仏にすがり、最後は魔を使って労働者の幽霊を退けようとしたのだった
しかし炭鉱労働者の呪いは止められなかった
残穢をみた感想
色んな怖い話、都市伝説がもとを辿っていくと同じ起源で、繋がっていて、呪いが無限に拡散されているという話
であってるのか?
呪いの始まりは坑道に閉じ込められれた炭鉱夫たちだろう
その呪いが広まり、いたずら電話、嬰児殺し、自殺、一家心中などが起こり続ける
話しても聞いても祟られる奥山怪談
これで大まかには良いと思う
評価はいまいちという感じだ
ホラー映画というよりは、世にも奇妙な物語みたいな雰囲気
色んなところに話が飛ぶけど、因縁があって繋がってるわけでもなく、単純にこの土地や家に関わるだけで祟られる話
うーん、これは見ない方が良いかもしれない